PROGRESS
美しい未来を綴る調布駅前。
緩やかに、そして着実に進化を遂げてきた
調布駅前エリア。
都心への軽快なアクセスを誇る
「調布」駅を中心に、
商業施設や公共機関など
都市の中枢を担う機能が集積。
2025年度には、その完成形として、
多様な人々の交流を育む
駅前空間が誕生する予定です。
変貌を遂げた駅前。
物語はつづいていく。
2012年の京王線地下化に伴い、南北一体の都市空間に生まれ変わった調布駅前。2017年には「トリエ京王調布」が誕生し、周辺の人の流れとライフスタイルも一変しました。
現在、駅前では、4つにゾーニングされた広場の整備※2が進んでおり、
多様なシーンを包む新しい都市の表情が、調布の魅力を高めつつあります。
※3.調布市郷土博物館提供
※4.調布駅周辺の街並み(約450m・徒歩6分)・2023年12月撮影
- イベントゾーン
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イベントの開催等を通じて賑わいや交流を創出するハレの空間。サウスゲートビル前には広場の各所から望める大ケヤキが配置され、日常的に利用できる憩いの場が生み出される予定です。
調布駅前広場では、利用内容の拡大等について検討するための社会実験の取組の一環として、これまでマルシェやフリーマーケット、巨大スクリーンで映画を楽しむ野外映画観賞会などさまざまなイベントが開催されており、駅前に一層の賑わいを運んできます。
※掲載のイベント内容は過去に実施したイベント例であり、今後の開催が確定されているものではありません。
- おもてなしゾーン
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広場に佇む大ケヤキが、調布らしい都市と自然の調和を描く街の玄関口。周辺に気持ちの良い木陰をつくる樹木には、アラカシやシラカシなど、武蔵野林をイメージさせる樹種が選定されています。
- みどりの庭ゾーン
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周囲に広がる都市の風景やリズムと緩やかに区切られたスペース。美しい木立の緑に包まれた居心地の良いベンチで、木漏れ日や緑陰の癒しを感じながら、時を忘れて寛げます。
- コミュニティゾーン
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子どもからお年寄りまで、多様な世代が自然に集い、交流できるよう、樹木の下にゆったりと寛げるベンチを配置。北側のスペースは、イベントゾーンと一体的に利用される予定です。
進化の流れは、
住まいへのアプローチにも。
調布駅から「リーフィアレジデンス調布小島町」までの道のりの一部は、
新しく「歩行者利便増進道路」に生まれ変わりました。
ゆったりとした幅員の道路に、歩道と車道が分離して配置されると共に、
歩行者がふと足を止めて過ごせる滞留・賑わい空間も設置されています。
「歩行者利便増進道路」とは
歩行者利便増進道路は、「地域を豊かにする歩行者中心の道路空間の構築」を目指すものであり、歩行者の安全かつ円滑な通行及び利便の増進を図り、快適な生活環境の確保と地域の活力の創造に資する道路を指定するものです。また、車線を減らして歩道を拡げるなどして、歩道等の中に(通行区間とは別に)歩行者の滞留・賑わい空間を創出することが可能となります。
道路を拡幅することでより安全な車の通行を確保しています。また、歩行者が通行するスペースと滞留・賑わい空間を歩行スペースと別に設置することで通行のしやすさも創出します。
駅と住まいの動線が、もっと快適で、心地よく。
数字が示す調布市の進化
今なお発展を続ける調布市。
多くの自治体で人口減少が進む中、調布市の人口は、過去10年、上昇傾向を維持してきました。人口流入の背景には、都心部へのアクセスの良さと、再開発に伴う街の活性化が寄与していると考えられており、調布市の予測(※)によると、この傾向は2030年まで続くとされています。
※.調布市ホームページ『調布市の将来人口推計(令和4年3月)』より
中でも人口増加が顕著な「小島町」。
一方で、調布市内に26ある町のうち16の町では人口が減少しています。つまり、人口増加を牽引しているのは10の町となりますが、中でも300を超える人口増加を記録しているのが「多摩川」と、「リーフィアレジデンス調布小島町」が誕生する「小島町」です。2つの町に共通しているのは、京王線の駅に近いことと穏やかな住環境に恵まれているという点です。
安定した上昇傾向にある調布駅周辺の公示地価
調布駅周辺の公示地価は、安定した水準を維持してきました。とりわけ2013年以降は上昇基調が顕著になっており、調布駅の地下化や周辺環境の進化が、公示地価の評価に寄与したことが推察できます。